昔と今では大違い!?日本人の植物油事情
「健康のために植物油を摂っている」
そう思っている方は多いかもしれません。しかし、私たちの食卓は、昔に比べて植物油であふれかえっていることをご存じでしょうか?
今回は、日本人の植物油事情について、昔と今を比較しながら、その変化を分かりやすく解説していきます。
昔の日本人の食卓
昭和初期、日本人の食卓は、今とは大きく異なっていました。主食は玄米や麦飯、おかずは野菜や魚介類が中心。植物油の使用量はごくわずかで、主に菜種油が使われていました。
当時の人々は、大豆や魚介類から自然に摂取する程度の油で、十分な栄養を摂っていたのです。
現代の日本人の食卓
高度経済成長期以降、日本人の食生活は欧米化が進み、肉食や洋食が一般化しました。それに伴い、植物油の摂取量も急増。
揚げ物、炒め物、ドレッシング、マヨネーズ…私たちの食卓は、植物油であふれかえっています。加工食品や外食産業でも、植物油は欠かせません。
どれくらい増えたの?
具体的な倍率を示す公的な統計データはありませんが、関連する情報から、植物油の摂取量が著しく増加したことは明らかです。
- 脂質摂取量の増加:
- 厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、日本人の脂質摂取量は、戦後から増加傾向にあります。
- この背景には、植物油の摂取量増加が大きく影響しています。
- 食用油脂の生産量増加:
- 食用油脂の生産量も、戦後から大幅に増加しています。
- これは、植物油の消費量が増加していることを示しています。
昔の日本人の食生活と比較すると、現代人の植物油摂取量は、数倍になっていると考えられます。
なぜ注意が必要?
植物油、特にリノール酸を多く含む油の過剰摂取は、さまざまな健康リスクを高める可能性があります。
- 動脈硬化や心血管疾患
- アレルギー疾患
- 炎症性腸疾患
- がん
- 肥満や生活習慣病
もちろん、植物油を完全に避ける必要はありません。大切なのは、バランスの取れた食生活を心がけることです。
今日からできること
- 植物油、特にリノール酸を多く含む油の摂取量を減らす
- 揚げ物や炒め物よりも、蒸し料理や煮込み料理を選ぶ
- ドレッシングやマヨネーズは、手作りしたり、ノンオイルのものを選ぶ
- 大豆や魚介類など、良質な油を含む食品を積極的に摂る
食生活の変化は、私たちの健康に大きな影響を与えています。昔ながらの食文化を見直し、現代の生活に取り入れることが、健康的な生活を送るための鍵になるかもしれません。