ヘアトリートメントが髪を傷めるのか?について
サロン使われるシステムトリートメントが、実際に髪にどれだけダメージを与えるのかについては、業界の専門家やディーラーなどに聞いても、明確な答えを得ることができませんでした。（涙）
その他多くの美容師から「トリートメントを繰り返していると髪のダメージが増える」との声を聞いていましたが、なぜそのような結果となるのかの原因は不明でした。
それである仮説にたどり着いたのです。
当時、新しい縮毛矯正技術やトリートメントには【＊カチオン系ポリマー】など、髪の表面を『強くコーティングする成分』が使用されていました。
＊カチオン性ポリマーは、陽イオン性樹脂や、陽イオン界面活性剤とも呼ばれ、水に溶けたときに親水基がカチオン（プラス、陽）イオンになるもので、毛髪に吸着しやすいのが特徴です。 リンス効果、コンディショニング効果、帯電防止効果、殺菌効果などがあるので、シャンプーやコンディショナーに配合されます。
その強～～～いコーティング効果が、一時的に髪を艶やかに見せるのです。
しかし、、、実際には髪の内部へのダメージが蓄積しているのではないかと考えました。
結論として、髪の表面を強くコーティングするトリートメントが、手触りがよく一時的には良いように思えますが、長期的には髪のダメージを増加させる可能性が大きいのです。（続く）
