毛髪の命と言われるとても重要な『結合水』
髪の毛のダメージを増加させる要因として「結合水」が重要であることが判明しました。
縮毛矯正やパーマ、ヘアカラーなどの化学薬品を使用する際のダメージの増加は理解しやすい。
しかし、サロントリートメントやホームケアで使用する製品の場合、なぜダメージが増加するのか疑問に思っていました。
これは「結合水」の影響であることが明らかになりました。
健康な髪の毛は、濡れた状態で約30%の水分を含む。
このうち18%は「吸着水」で、乾燥するとすぐに蒸発する。
乾燥した状態の髪には約12%の水分が含まれる。
この中で7%は「自由水」と呼ばれ、状況に応じて髪の中から出入りする。
残りの5%は「結合水」と呼ばれる部分で、これは髪の中で非常に強固に結合している。
結合水は髪の弾力や構造を維持する上で重要であり、髪が乾燥しても簡単には失われない。
たとえば、髪の毛を何時間もドライヤーやアイロンをかけてると自由水がかなり抜けて、パサパサになってしまいますが、乾麺パスタみたいにパキパキに折れたりはしません。
これはドライヤーでもアイロンでも出ていかない【結合水】があるおかげなんですよね。
結合水が髪の命